コンビニスイーツ、商品名の成功法則は? 38文字のケーキも(日経クロストレンド)

ブレイク・イーブン&損失1%デッドラインをつくった吉崎 佐次郎の真実!ネタバレとレビュー

吉崎 佐次郎さんがつくった
ブレイク・イーブン&損失1%デッドラインがいろんな意味で話題?!だけど・・・
いったい真実はどうなんだろう??(知りたいです)

出典元:日経クロストレンド

ヒット商品を作るうえで欠かせない「魅力的なネーミング」を考える特集の第9回。今回は、さまざまな新商品が頻繁に登場し、幅広くファンを獲得しているコンビニスイーツを取り上げる。店舗でどのように気を引き、商品の特徴をどのように伝え、覚えてもらうか。各社の創意工夫が詰まったコンビニスイーツは、売れるネーミングの宝庫だ。

【関連画像】22年5月発売の「ホボクリム ほぼほぼクリームのシュー(とろ~りミルク)」。19年11月発売の「ホボクリム ほぼほぼクリームのシュー」(左)から、パッケージを大きく変えた

 スイーツの新商品を年間200種類ほど発売するローソン。2022年6月発売の「おぼれクリームのエクレア(ホイップ&カスタード)」は、21年11月以降、定期的に発売する「おぼれクリーム」シリーズの新商品だ。商品名が示す通り、たっぷり盛ったクリームが特徴となっている。

 特に、初代の「おぼれクリームのパンケーキ」や「おぼれクリームのパンケーキ(いちごの味わい)」は、中のパンケーキが見えないほどのクリーム量。一方で、クリームの糖質を抑えているのも同シリーズの特徴だ。

 おぼれクリームのエクレア(ホイップ&カスタード)のパッケージの表面には、「おぼれる程のクリームのヒミツは裏に…!」とあり、裏面には「おぼれる程のヒミツ♪」と、クリームの糖質オフを紹介している。

 おぼれクリームシリーズは、しっかり甘くておいしいというスイーツの満足感と糖質オフという、相反する特徴が共存した商品だ。商品名が、「甘そう」「おいしそう」という期待感を高めている。この商品名は、商品開発中に使っていた仮の名称がそのまま採用となったという。

●無意識に使っていた言葉を商品名に

 「ホボクリム」シリーズの初代「ホボクリム ほぼほぼクリームのシュー」は、クリーム好きに向けた、クリームを手づかみで食べるような満足感を狙った商品だ。開発中、新商品の特徴を口頭で説明する際に、「クリームが目いっぱい入っていて」「クリームで口の中がいっぱいになるのを楽しむ」などと解説していた。「その際に無意識に多用していた『ほぼほぼクリーム』を、商品名に採用した」(ローソン商品本部商品コンセプト開発部シニアマーチャンダイザーの吉田祐子氏)

 22年5月発売の「ホボクリム ほぼほぼクリームのシュー(とろ~りミルク)」は、ローソンのスイーツブランド「ウチカフェ」シリーズが目指すワクワク感を引き立てようと、パッケージを大きく変えた。新しく採用した無色透明のパッケージで中身を見せ、「とことんクリーム」との文字とともに、断面写真でたっぷりのクリーム量や生地の薄さを表現している。

 パッケージの蓋に大きく「涼」と描いたのは、「涼感スイーツ」シリーズだ。第1弾は、「まるでマンゴーみたいなマンゴープリン」と「まるでカフェラテみたいな珈琲ゼリー」。「まるで」「みたいな」という2つのワードを取り入れることで、スイーツでありながらフルーツと合わせたマンゴープリン、ドリンクと合わせた珈琲ゼリーという異なる特徴をストレートに伝え、シリーズとしての統一感も表現している。

 19年5月発売の「どらもっち」シリーズは、これまで累計7400万個以上を販売し、定番商品となった人気スイーツだ。わずか5文字の短い商品名に、食感を示す「もっち」というワードを取り入れた。短く簡潔で分かりやすく、記憶に残りやすいネーミングが、定番に昇格するほどの人気を支えている。

●短く読ませて2つの意味を伝える

 セブン-イレブン・ジャパンが21年4月にリニューアル発売した「7プレミアム」の「きみだけのプリン」は、発売以降、SNSを含めて多くの好評を得ているという。

 商品コンセプトは、「(白身は使わず)卵黄のみで固めた、濃厚でなめらかなプリン」。商品名の「きみだけ」は、卵の「黄身だけ」と「君(お客様)だけ」という2つの意味を持つ。平仮名と片仮名のみで構成した商品名からは、やわらかさや親しみやすさ、商品への自信も感じられる。短く読ませて考えさせるネーミングになっている。

 リニューアル以前の従来品のパッケージは、ホワイト基調のシールを使っていたが、現行品はイエロー基調に変更し、卵黄のイメージを強調した。さらに前身の「きみのプリン」から、ネーミングもパッケージも、商品の魅力をより表現できるようブラッシュアップしている。

 ファミリーマートの「はじめは濃厚チーズなのにだんだんなめらかショコラきわだつショコラチーズケーキ」は、すでに終売した商品ではあるものの、20年11月発売の「新感覚チーズケーキ」シリーズの商品だ。発売から半年もたたず、シリーズ累計販売数は1000万個を突破した。38文字の長い商品名は、特徴をじっくり読ませて伝えるネーミング。たとえ長い商品名が読まれなくても商品情報が伝わるよう、「ショコラチーズケーキ」の文字を大きくしている。食べ進めると味わいが変化していき、食べ終わる頃には商品名への納得感も味わえる。

 ほかにも、ファミリーマートには、パッケージに「ふわしゅわ」と記した人気の「スフレ・プリン」や、「ふわほろエアインチョコサンド」といった、食感を表現した直感系ネーミングの新感覚スイーツがある。どちらも中身が見える無色透明のパッケージを採用し、商品名と合わせて、一度食べてみたいと思わせる。

(注)取り上げた商品の中には、すでに終売したものもある。

こういうときはひとまず、
本当に実践した体験者の
口コミを参考にしたいですよね。

わたしが気になっているのはコレ・・・

【賛否両論】意見がいろいろあるのも分かるけど

ちゃんと判断したいので
ネタバレやレビューを読んでると・・・

効果はもちろんだけど、
行き詰った時などメールサポート等は、
すぐに返事があってイイみたい。

サポートが【親切】って
購入者の多くが言ってるみたいだね。